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仕上げ中

シトロエン C4 ピカソ(2009)

シトロエンのC4ピカソを仕入れました。2009(平成21)年式の2.0リッター6段EGSです。とりあえず車検を取ってナンバーがつきました。ざっと試乗したところ、結構いい感じです。ネガティブな部分は内装の劣化によるベタつきとそれに伴う汚れ、タイミングベルトあたりでしょうか。これから補修と整備をすすめます。車両詳細は追ってお知らせいたします。価格は整備の状況により変化するため、現時点では未定ですが、お求めやすさを優先した内容で整備する予定です。ご試乗希望の方はどうぞお問い合わせください。作業状況ヘッドライトまず手始めに、残念な状態になっていたヘッドライトを磨きました。 この投稿をInstagramで見る ドドド自動車(@dododomotors)がシェアした投稿 なかなかいい感じに仕上がりましたよ(↑の写真2枚目)アッパーグローブボックスこのクルマ、インパネ最上部のグローブボックスは日差しが直接当たるためか、表皮がめくれ上がってしまうクセがあるようです。Googleで「ピカソ アッパーグローブボックス」と検索したら「エイヒレ」とサジェストされて笑ってしま...
SOLD OUT

Audi A4 35TFSI スポーツ ブラックエレガンス

すばらしい状態のA4が入庫しました。Audi A4 35TFSI スポーツ ブラックエレガンスAudi A4 35TFSIがベースの限定車「スポーツ ブラックエレガンス」です。しかし、お客さまからのオーダーで探してきたクルマですので、残念ながら(いや、とてもありがたくうれしいことなのですが)すでに販売済みです。125台の限定車は2019(平成31)年発売当時の価格が586万円(消費税込)。ドドド自動車ではあまり扱わないタイプのクルマですが、業販向けオークションの会場から何の不安もなく自走できるというのは、とてもいいものですね。基本的にはとても状態のいい車両ですが、残念ながらボディ数カ所に小指〜親指のツメサイズの凹みが数カ所あります。このままでも気にならないといえば気にならないのですが、せっかくですから直せるものは直しましょう。塗装にダメージのない凹みなので、今回は「デントリペア」という修理方法をチョイス。お世話になったのは埼玉県吉川市のデントリペアショップ『RICERCA』さん。RICERCAさんには今回初めて作業をお願いしたのですが、すごいのひとこと。作業の様子を見学させてもらいなが...
インサイト

11万キロ超えハイブリッド車は満タンでどこまで走れるか

これまで、準備をかねてひっそりと運営しておりましたドドド自動車のサイトですが、正式にオープンいたします。これを記念して、「11万キロ11万キロ超えハイブリッド車は満タンでどこまで走れるかハイブリッド車は満タンでどこまで走れるか」という実験を行います。この実験がはたしてサイトオープン記念とどう繋がるのか自分でもよくわかりませんが、それはさておき。実験では日本国道路元標のある東京・日本橋をスタートに国道4号線を北へと進みます。使用するのはホンダ・インサイト。初年度登録が2009(平成21)年で、今日(2022年5月11日)6回目の車検を受けてきました。走行距離は115500km。細かいところはいろいろとガタが出ていますが、基本的には絶好調です。ガソリンタンクの容量は40Lで、カタログ上の燃費データは26.0km/L(JC08モード)です。実燃費は都内走行で15km/Lほど、高速道路で18km/L前後といったところです。メーターパネルに表示される走行可能距離は、満タン時で514kmでした。ルールは、日本橋から国道4号線をひたすら北進し、給油ランプが点灯した時点から次に現れたガソリンスタンドが...
コラム

長期レポ:ホンダ・インサイト<1> 〜10年10万km超えでハイブリッドはどうなった? 〜

ホンダ・インサイト長期レポ:ホンダ・インサイト 〜10年10万km越えでハイブリッドはどうなった? 〜私はホンダの「インサイト」に乗っている。初年度登録が2009(平成平成21)年なので、車齢はもうすぐ12年になる。犬の年齢でいうと64歳に相当する。犬の年齢でいう必要はまったくないが、とにかく相当するのである。走行距離は12万kmを越えている。ただ最近のクルマは、ひと昔前のクルマと比べると10年10万kmという節目を越えた際のヨボヨボ感が、かなり少ない。まだまだ現役である。1990年くらいまでの感覚だったら、10年落ちともなると「ああ、そろそろお役御免だね」という風情がクルマのあちこちから漂っていた。しかし、近ごろのクルマは10年オチくらいじゃなんのその、現役さながらの色気を振りまくクルマも少なくない。マンガ『サザエさん』の波平さんが54歳という設定で「意外に若い!」と驚くのは定番だが、それと同じような状況だ。クルマの老化が遅くなったのは、防錆技術の進歩に寄るところが大きいと自動車メーカーのエンジニアから聞いたことがある。1980年代後半、自動車メーカーでは外板について「表面 錆5年-...
コラム

長期レポ:ホンダ・インサイト<2> 〜10年10万km超えでハイブリッドはどうなった?〜

長期レポ:ホンダ・インサイト<2> 〜10年10万km越えでハイブリッドはどうなった?〜前回の本項では、エンジン始動と電装用のバッテリー(いわゆる普通の、ハイブリッドじゃないクルマにも積まれているバッテリ)は交換しているが、ハイブリッドの方のバッテリーはビンビンであるという話をした。ところで、この「バッテリーはビンビン」というのはRCサクセションの名曲『雨あがりの夜空に』の一説である(わざわざ書くのはヤボだが)。「この雨にやられてエンジンいかれちまった/俺らのポンコツとうとうつぶれちまった」という歌い出しのこの曲、内容の解釈にはさまざまあるが、実際にクルマが壊れてしまったという趣旨でないことは確かだ。和洋問わずロックやポップスの歌詞に、クルマが壊れてしまうという表現はよく登場するが、だいたいの場合「クルマ」というのは何かのメタファーであって、実際にクルマが壊れてしまってはいない。ほぼ例外なく隠喩であり、壊れたのは実際のクルマではない。それはなぜか。本当にクルマが壊れたときは、歌なんか歌っている場合ではないからである。はてさて、なぜこんな話をしたかというと、このインサイト、一度だけ動かな...
Eクラス

リアバンパー補修【W210】

悲しいことに、W210号の後部バンパーに破損があります。ボディーには影響のないレベルですが、割れてしまっているので補修しなければなりません。自分のクルマであればパテを適当に盛って、缶スプレーでしゃーっとやってしまうのですが、こんな状態のいいW210にそんなことをするわけにはいきません。ここはプロに任せます。まずはコスト削減のため、バンパーを外して工場に持ち込みます。修理を依頼するのは、弊社と同じく葛飾区にある大東板金工業所。下町の板金工場というと、「腕利き職人の手仕事」が見られるのではないかと期待が高まりますが、大東板金さんはその期待を裏切りません。W210のリアバンパーは、バンパー本体とメッキモール、中央のモールと、3つのパーツに分かれています。本来であれば分解して修理するところですが、それぞれのパーツがはめ込め式で組まれているため、経年劣化による樹脂の破損が心配です。バラバラにしたら、ツメが割れて戻らなくなっちゃう可能性があるのです。そのため、分解せずにこのまま修理をすることになりました。※写真提供:大東板金工業所構造上、裏から補修材を当てることができないため、専用の接着剤で割れて...
SOLD OUT

【SOLD OUT】車検たっぷりHH3型アクティ

伊豆方面へ電車で旅行するとしよう。東京からだと、新幹線で熱海へ、あるいは踊り子号で修善寺へ、ロマンスカーで箱根を回って伊東へという選択肢もある。けれども、「旅情」というものを求めるのであれば、東海道本線の在来線を使い、のんびりと海を見ながら、というのもいいだろう。通学の女子高生のおしゃべりや地元のおばちゃん同士の会話を聞きながら、変わりゆく車窓の風景を眺める。電車がホームに入ってドアが開くたび、都会の湿った空気から海沿いの乾いた潮風に変わっていくのを感じながらの旅は、贅沢以外の何物でもない。ホンダ・アクティは、例えるならそういったクルマだ。各駅停車で「移動する喜び」を味わいながらの旅。アクティはそれに似ている。自動車メディアの仕事をしている関係で、最新の高性能車を運転する機会も多いが、アクティにはメルセデス・ベンツやポルシェ、フェラーリにはない魅力が確かに存在している。アクティは遅い。高速道路での快適な巡航速度は90km/h程度だ。出そうと思えば100km/h+も可能だが、それでは心地よくない。心地よくないというのは、乗り心地や直進安定性、騒音などももちろん心地よくないのだが、それより...