C4ピカソ

クルマあれこれ

さようならC4ピカソ

お客さまに安心してお譲りできる状態まで仕上げられないと判断し業者へと売却しました機関全般については好印象だったC4ピカソですが、細かい部分での不具合が多く、それらを少しずつ修理してきました。しかし、「あちらを直せばこちらが壊れる」という状況が続き、ついにはトランスミッションにも調子の悪さが見え始めてしまいました。そのため、この状態ではお客さまに安心してお譲りできるレベルに仕上げるのは不可能と判断し、現状のまま業者に売却する決断をいたしました。お問い合わせいただいた方もおいででしたが、クルマの状態を正直にお伝えし、ご購入をご遠慮いただきました。最大の不具合はロボタイズドMTであるEGS(機械的にマニュアルトランスミッションを変速する仕組み)です。始動直後にトランスミッションの挙動がおかしくなることがあり、そのたびにテスターで校正したり、作動油やトランスミッションオイルを交換して調子を見ていましたが、解決するには大幅な修理、もしくはトランスミッションの載せ替えが必要と判断しました。予算を考慮すると修理は現実的ではありませんでした。もちろん、クルマのほかの部分が完璧であればトランスミッション...